ゆずこ|あなたには師がいますか?


satguru先日、東京までお越しのアンマに会いに行ってきました。

Hugging Mother として知られ、世界中の人々を抱擁、抱きしめ、癒しと悟りを提供しつづけています。

会場でアンマの側近のバジャンを聞いていたら、メッセージが降りてきたのでお伝えしますね。

「あなたには師がいますか?」

師とはサンスクリット語では、グルといい、闇を破壊し、光を与えるそんざいを指します。伝統的なスピリチュアリズムでは師匠は一人。唯一無二のグルにであう旅が、書物「あるヨギーの自叙伝」に記されており、印象に残っている人もいるかもしれません。もちろん、唯一無二のグルに出会えるに越したことはないですが、その道はなかなか容易ではありません。現に、現代社会にはたくさんの情報がありすぎて、たくさんの出会い、旅がありすぎて、グルという概念、大切ささえも軽薄になっている印象を受けます。

内なる見えないガイド・グルももちろんあなたを導いてくれます。ですが、人間の姿をしていて、実際に人間界で生活しているグルは人間界でのあり方をリアルに教えてくれます。サットグルという言い回しがあり、グルのグルというそんざいがいます。アンマさんなどはサットグル的なそんざい。さまざまな先生、師の師であります。しかし、ずっとサットグルのそばにいるのは物理的に難しかったり、常にアドバイスをもらうことは難しいかもしれません。このように、その時々、状況に応じてとでもいいましょうか、次元の違う、用途の違うグルがそんざいしてもいいのではないかと思います。さまざまな情報、状況が行き交う現代社会では、むしろそのほうがしっくりくる気がします。

日常的な、身近なことに関して、その感覚に近いグルを持つとよいでしょう。あえて、グル探しの旅にでてもいいでしょう。人はみなグルです、大事なのは自分としっくりくる人に出会うこと。自分のなかにある静寂にのみ、すべて、すべての答えがそんざいすることを知り、恐れないこと。そして、感謝の気持ちを忘れないことです。

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