わたしの名前はゆずこ。
命名は漢字の柚子。
祖祖父が名付け親。
祖父は誠幹
父は永幹
伯父は正幹
伯母は柊子
兄は久幹と高幹
従兄弟は真木子と志木子
甥っ子は幹之介
姪っ子は7月生まれなので李
そう、うちの家族はみな、木にゆかりのある名前がついています。
祖祖父は後に事業家になっていますが、その前は農林水産省に勤め、植林事業に関わっていた植物学者でもあったと聞いています。当時、日本の経済を支え、発展のために植林が推進された時代。結果として、いまの日本では人口植林が増え、先進国のなかで森林の面積がトップクラスではありますが、そのうちの4割は人工林という実態です。
ここからが最近思い出した話。よく考えてみれば、精神世界に飛び込もうという意思決定をした2012年春分の日、伊勢神宮の参拝、そのときは、植林事業・間伐事業に参加しているみなさんと一緒で、農林省の宮域林の第一人者である方に(いますぐお名前を思い出せないので、後に更新します^^)一般の方が入れない、神宮備林にの「理想の人工林」でお話を伺い、その方御一行とお参りしたのがはじまり。そのとき、「いちど死んだバクテリア・菌が再生するまでに、何百年、何千年、何万年とかかる」と聞いたのが印象的。バクテリアは木の糞老廃物を再生するので、元気な森には必要不可欠なそんざい。
それ以降、日野のほうの人工林に入り、間伐事業をみて、そういった森のずさんさ、危険、悲しさをはじめて知りました。土はやわく崩れやすく、木の幹は細く、杉以外の木種類の生物はほとんどいなく、木の葉っぱは上の数メートルした青くない。いまでもその森にご案内してくれた友人は間伐、森林事業に関わってがんばっています^^
だから、数年後木とワークしているライトワーカーが助けを求めていると聞いて、木とゆかりあるし、祖祖父がいまを見たら複雑な思いになるであろう心境を感じつつ、断れないなーと思ったのがはじまりです^^
先日、雑誌『アネモネ』さんの取材を受け、エリイサもご機嫌に話していました。来年の3月ごろ、記事が掲載される予定です。こんごの展開が楽しみです。
(写真は、2012年春分の日に訪れた宮域林です。白いマークが付いた木は神殿に使われる可能性の高い・候補生です。適した大きさになるまで、通常は最低60年かかるそうです)