ゆずこ|そのまま、いるだけでいい


30年ぶりにニュージランドにやってきた。

当時は、いろいろ馴染めなくて、

思春期で、

同じ英語圏とはいえ、ぜんぜん違うオーストラリアの生活にも慣れなくて、

自分も、家族もギスギスしていて。

そんなこんなで、離れてから、

オセアニア方面はしばらく足が遠のいていた。

友達がニュージーランドに行くというので、

久しぶりにと今回は同行。

土地に一歩足を降ろすと、いろいろ思い出す。

「テンポ」、「自然の情景」、「人のしぐさ」とか、いろいろと。

土地からのメッセージなんかも

無意識のうちに、その土地から受け取っていたメッセージや情報なども受け取っていたことも。

今日は、はじめて登る丘。

宿泊先に着いた瞬間から気になった。

友達に聞いたら、「マオリ族では、神聖な丘と言われていて、一般の乗用車は入れない。でも徒歩だったら大丈夫」と。

丘を登ったら、この旅に来た意味がわかった。

「なにも考えずに、本能的に、直感的にあるがままでいればいい

感じるまま、動いていればいい。自然に答えはやってくる」

そんなことを実感した、感じた30年ぶり二日目のニュージーランド。

(写真はその丘の上から撮った海)